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~チッタ社長がテナントオーナーに様々なトレンドについて鋭く切り込む新コーナー~

『BOSSのthat’s(雑)対談!』
「酒呑み放浪記」 スパイスクラフト編

美須アレッサンドロ

美須アレッサンドロ(以下アレックス):
今日は1回目、ラジャさんとの対談ということで、インドについて料理と様々な文化などについても話せたらと思います。
まずは、インド料理について。
イメージだとナンとカレー。
それも分かるんだけど、やっぱり、この正しいインド料理とお酒の付き合い方っていうのを実際に飲んで食べて紹介していけたらなと思います。


株式会社 チッタ エンタテイメント代表取締役社長
日本人の母とイタリア人の父を持つ、1978年生まれ
映画音響革命軍司令官
通称「アレックス
バッタライ セエカー ディープ(以下ラジャ):
ありがとうございます。
日本では、今、カレーとナンはベーシックなものになって、これしかないかなって思ってるお客さんも結構います。
でも、つまみでお酒を楽しめる料理は、インドにもいっぱいありますので。




アペックス ジャパン コーポレーション代表取締役
エスニック料理「スパイスクラフト」オーナー、1966年生まれのインドのあたりの出身
通称「ラジャ

バッタライ セエカー ディープ

アレックス:まるで焼き鳥屋さんに来たような感覚で、

アレックス:つまみながらビール飲んでワイン飲んで、みたいなことが、きょうはちょっとできればいいかなと。
ラジャ:それでは一応、インドって、窯があって。
アレックス:カーマ?
ラジャ:窯、タンドールっていうのね。
アレックス:窯ね。
ラジャ:窯。
アレックス:カルマじゃなくて。
ラジャ:カルマじゃない、カルマはまた違う。
アレックス:違うのね。
ラジャ:窯と、タワって鉄板のことを言うんです。
アレックス:タワ?
ラジャ:タワ。鉄板。
アレックス:それ、窯に入れるのがタンドール。
ラジャ:タンドール。鉄板がタワ。
アレックス:タワ。インドの地方でタンドールという地方があるの?
ラジャ:一応、北のほうがタンドールが結構ポピュラーなので、南のほうはタワがポピュラーなんですね。
アレックス:そこはタンドールっていうんだね?※いいません(編集部)
ラジャ:ジャイプールとか、パンジャーブとか。それで、ムンバイとか。大体、その辺はタンドールがすごいポピュラーなんです。タワも使うようになってきているけどもね。 今の21世紀のインドって、南の食も北の食も同時に食べること、そういうグルメがブーム。 タワとタンドールのおつまみ、バーベキューとか、それでビールとか。
それ以外は、アペタイザーの中で揚げ物。魚の揚げ物とか、から揚げみたいなものとか、それと野菜の揚げ物とか。ほとんど日本に似てるような、天ぷらみたいなんですけれども、味だけはちょっとインドのスパイスが効いてる。 それは、普通に白ワインにもぴったり。
それで、赤ワインとかになるとラムチョップ。 インドでは普通に、イノシシとかも食べるんですけども、カースト制あって、食べないところもある。
一番ポピュラーなのは、魚のバーベキューとか、ラムチョップとか、タンドリーチキンとか、ハリヤリチキンとかは、すごいベーシック的な。
今のこの21世紀にブームになってるバーベキューなんです、それ。
アレックス:僕、ここでラムの、マトンのカレー、大体ランチで食べるんだけど、こないだ魚のカレー食べたら、僕、かなり好きだったんですよ。
ラジャ:魚のカレーは、またソテー仕方が違うんです。魚のカレーに使うスパイスが違うんです。一般のマトンとか、キーマとかチキンに使うスパイスと違う。
アレックス:そう、違うスパイスだもんね。 結構、気に入った。 それで、インドって多分、どれぐらいだろうね。8割ぐらいはヒンドゥー教なのかな、9割いく?
ラジャ:8割ぐらいですね。
アレックス:ヒンドゥー教っていうのは、お酒は別に、特に禁じてないわけでしょ? インド人は、なんかウイスキーを結構、飲む印象があるんだよね。
ラジャ:そう、ウイスキーとかジンとか。
アレックス:結構、ハードリキュール。
ラジャ:スピリッツ、ハードリキュールです。それで、ビールとか。あと、何、ロック、日本酒みたいな、ロキシーって言うんですけど。ロキシーね。
アレックス:ラクシュ?
ラジャ:ロキシー。そうしたものがポピュラー。
アレックス:でも、ワインも生産できるでしょ。
ラジャ:できる。今、南インドのバンガロールとか。
アレックス:いいワイン。
ラジャ:うん、いいワインを・・・。
アレックス:造れるんだ。

アレックス:じゃあ、早速。食べていこうかな。

アレックス:このおつまみは何ですか?
ラジャ:こちらは、豆でできている揚げ物。ウルヴァダって言うんですよね。これ、ウルヴァダです。ドーナツみたい。
アレックス:ウルワダ。
ラジャ:ウルヴァダ。
アレックス:その辺は後で、また。難しいよ。
ラジャ:こちらは、ラムチョップです。
アレックス:ラムチョップね。大好き。 これは、でも、結構メインな感じじゃない?
ラジャ:メイン?
アレックス:いきなりね、じゃあ、白ワインもいっちゃおうか。
ラジャ:じゃあ、ちょっとチアーズしてもいいかな。
アレックス:じゃあ、乾杯。
ラジャ:乾杯。
アレックス:ちなみに、ヒンドゥー語で、乾杯とかっていうのはあるの?
ラジャ:スルカルテヘ
アレックス:難しいから覚えられない。

ウルヴァダ

黒豆の揚げ物
[2ピース]
¥500

ラムチョップグリル

子羊のグリル
[1ピース]
¥700

モモ

羊肉の餃子風
[2ピース]
¥350
アレックス:こっちのおつまみはなんか小龍包みたい。
ラジャ:小龍包みたいです。これは、もともとネパールのものなんです。モモって言うんですけども。
アレックス:これは、インドよりも北のネパール?
ラジャ:北のネパール。
アレックス:もう見た目、小龍包だね。
ラジャ:小龍包。ちょっと、あれ? これは召し上がったことないですか。
アレックス:まだ食べてない。
ラジャ:これ最高だから食べてください。
アレックス:おいしい。ラムっていうのは、もう、手で食べちゃうんだよね。
ラジャ:手で食べたほうが一番食べやすいし、おいしいから。
インドでは、カースト制あるから鶏だけ食べる、そういうカーストもいれば、何でもかんでも肉は何でも食べる人もいれば。インド系は、ビーフは食べないですね。
アレックス:牛は神様だもんね。
ラジャ:神様なので。あと豚も、ほとんどカースト制で食べないんです。例えば、私のカーストは食べられないです。
繰り返すけどインドの食べ物、カレー、ナンだけじゃない。それは、勘違いっていうの。カレー、ナンだけが、ちょっとポピュラーになっちゃってるから。
本当はおつまみが沢山あって、インド人もお酒大好き。たくさん飲むんです。
アレックス:ところで、ネパールがインドから独立したのは、いつ頃?
ラジャ:独立してないよ。ネパールは、イギリステリトリーじゃないですよ。
アレックス:イギリス領にはなってないんだ。
ラジャ:ないね。ネパールは昔から植民地になってないから。
アレックス:そっか。
ラジャ:インディア、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、その辺は全部。
アレックス:そのあたりは一緒、インドだったのね。
ラジャ:ブータン。
アレックス:ブータンは、もともと一緒だったの?
ラジャ:もともと一緒です。
アレックス:カシミールっていうのは、パキスタンになるの?
ラジャ:インドの中にある、カシミールなんです。そのカシミールに対して今、パキスタンが、私のテリトリーでしょって運動して、ちょっともめてるところなんですよね、そこ。

ハリヤリチキン

ほうれん草ペースト味
[1ピース]
¥500
アレックス:ちょっと難しい話になってきた。
でも、大事だから、こういうこともね。これ、小龍包みたいのを食べてみようかな。
ラジャ:言ってもいいかどうか、ちょっと分かんないけどね。もともと、タンドールって窯があるじゃないですか。その窯って、アフガニスタンのものなんです。
多分、みんな知らない。もう、インドのものと思っちゃってるんですよね。
アレックス:でも、そういうものって、日本にも結構あって。中国から渡ってきてる、原点は、もう、そこんなっちゃうけれど。これ、どうやって食べればいい?
ラジャ:これをすこしつけて。 ワンバイトでね。
アレックス:小龍包みたいだわ。
ラジャ: 最高においしいでしょ?
アレックス:うまい。食べたことあるわ。
ラジャ:もっと食べる?
アレックス:でも、食べられなくなっちゃうから。
ラジャ:いいよ、食べて。
アレックス:大丈夫。
ラジャ:大丈夫?
アレックス:これ一人前頼むと、何個くんの? メニューに載ってるポーションは? 二つ? これでいくらだっけ。
ラジャ:450円。
アレックス:普通に安過ぎない?
ラジャ:いや、たくさん食べないとね。これ食べて、これ食べて。スパイスクラフトのオリジナリティーはそこなんですよ。1個食べて、それでおなかいっぱいじゃなくて、バラエティを食べて。
アレックス:最高だよね、もう。だって、焼き鳥屋さん行ったら、つくね食べて、手羽先食べて、砂肝食べて、いろんなとこ食べるじゃない? だから、そういう感じだよね。
ラジャ:そう。
アレックス:この緑のソース、説明してくれる?
ラジャ:この緑は、ミントソースなんですよね。 マイルドになるんです。辛いものに対して、そのミントの深い味がちょっとまろやかな味になるんです。
アレックス:でも、全然、そのミントのくせは、ほとんどない。
ラジャ:ないんですよね。
アレックス:これ、結構好きなんだ。これ、ハリヤリチキンだよね、これ。
ラジャ:ハリヤリチキンです。
アレックス:これはやっぱり、食べてほしいね、これ。タンドリーチキンだと、なんか赤いイメージだよね。
ラジャ:そう。タンドリーチキンはスパイシーなので、本当にビールとかにはすごいおすすめなんですよね。ちょっとスパイシーな感じなんで。
ハリヤリチキンはワインにいいです。
アレックス:でも、基本的には全てビールに合うね、今んところね。
ラジャ:そうです。 ちょっと赤ワインを飲んでみようか、一杯。
アレックス: いいよ。

ラジャ:本当に、今のインドって経済的にすごくスピードで

ラジャ:これからはインドのモダングルメがもっと出てくると思います。アレックスさん、私がイギリスに行ったときに、ミントリーフっていうレストランありまして。
アレックス:何て言うの?
ラジャ:ミントリーフ。
アレックス:ミントリーフ。
ラジャ:ミント、何ですか。
アレックス:ミントの葉っぱ。
ラジャ:葉っぱ、だよね。絶対そこ行ったら、その店を行ってください。
アレックス:ロンドン?
ラジャ:そう、ロンドン。ロンドンにあるんですよね。
本当にインディアングルメは、ロンドンとか、ニューヨークとか、アメリカ、ワシントン、マイアミ、ロサンゼルスは、もうあふれてる。もう、予約を取らないと、入れない。
アレックス:そうだろうね。
ラジャ:ただ、イングリッシュっていうのは、本当にすげえよ。
アレックス:イギリスは、とにかくインド料理には定評があんだよね。
インド移民がたくさんいるし。もうあそこは中東の料理のレストランもいっぱいあるし。そういうことだよ、ロンドンのやつは。エビ、これも食べていい?
ラジャ:あと、うちのスパイスクラフトは、ただ量をちょっと減らして、いろんなものを食べる。メニューを。ちょっと英語で言えば、タパスみたいな感じの。インドの料理を、もうちょっとコンパクトにいろんなものと、いろんな酒と飲むって感じのスパイスクラフトを目指してますと。
アレックス:いいね。女性は、いろいろつまみたいって思うから。
ラジャ:本当に。うちのスパイスクラフトのお客さんっていうと、女性が多いです。
アレックス:女子が多い。でも、やっぱり、結構おなかもいっぱいになるし、男子もいいんだよね。
ラジャ:ボリュームがあると思いますよね。

エビグリル

[2ピース]

アレックス:ところでラジャさんは、『バーフバリ』は見たの?

ラジャ:『バーフバリ1』、は見ました。
アレックス:面白かったよ。
ラジャ:面白かった。私も初めて、チッタで見ましたから。
アレックス:今度、続編が12月の29かな。やるよ、ツー。
ラジャ:ジュー?
アレックス:29。29?
ラジャ:29からね。
アレックス:28か29、忘れちゃった。
ラジャ:いや、ぜひ、また、ツーもちょっと見に行きたい。
アレックス:その『バーフバリ』っていうのは、完全にメイクアップしたキャラなの? それとも、そのストーリー、伝説の人なの?
ラジャ:一応、伝説が、そこはちょっと宗教とか、伝統・・・。
アレックス:宮本武蔵みたいな感じ?
ラジャ:そう。
アレックス:だから、名前としては、みんな知ってる名前なわけね。
ラジャ:そう、みんな知ってる。あと、今、『バーフバリ』って・・・。
アレックス:英雄なのね。
ラジャ:・・・すごいメディアが、みんな注目されてる映画なんですね。
アレックス:インドの記録でしょう? その前が『きっと、うまくいく』で。あれもチッタでやったけど。そうか、『バーフバリ』っていうのは・・・。
ラジャ:『バーフバリ』、あと、チッタで私が見たのは・・・。
アレックス:『きっと、うまくいく』じゃないの?
ラジャ:『きっと、うまくいく』、『3 Idiots』。
アレックス:『3 Idiots』、そう。
ラジャ:『3 Idiots』も面白いですしね。『3 Idiots』は、本当に面白い。本当にインドのこと、もっとこれから日本にも入ると思いますけどね。料理プラス、それ以外のもの。日本もいろいろ協力をしているから、これから本当にもっと・・・。

『バーフバリ 王の凱旋』

インド映画史上歴代最高興収を達成し、日本でも異例のロングラン・ヒットを記録した驚異のアクション・エンタテインメント『バーフバリ 伝説誕生』。

その待望の続編にして完結編がついに日本公開決定!
2017年12月29日(金)ロードショー

ラジャ:普通にしめていただいていいですよ。

アレックス:ところでしめは? 何?
ラジャ:普通にしめていただいていいですよ。
アレックス:違う。だって、これじゃおなかいっ・・・。
ラジャ:くるよ、まだ。
アレックス:ほら、ビリヤニとかくるんじゃない?
やっぱり、しめたほうがいいと思うのよ。焼き鳥屋行っても、やっぱり最後、卵かけご飯食べたいみたいな。ああいう感じで。
ラジャ:いいですよ。どうする? ビリヤニ?
アレックス:もう一品出したほうが、いいと思うんだよね。
ラジャ:ビリヤニで?
アレックス:ビリヤニがいいと思う。
ラジャ:OK。チキンビリヤニ? マトン?
アレックス:おすすめのほうで。
ラジャ:はい。じゃあ、チキンとマトンのビリヤニ。
アレックス:1個でいいんじゃないの?
ラジャ:1個でいいと思いますよ。食べきれないし、みんなで食べること、できればいいんですけども。
アレックス:そういや、ビリヤニっていう言葉も、あんまり聞き慣れない。僕も、最近聞いた食べ物の名前なんだけど。チャーハン?イメージとしてはチャーハンだね。
ラジャ:ピラフ。
ピラフイコールビリヤニ。それは、それぞれその土地に名前があって、そこの土地にあるスパイス、そこのライスを使いながら作ってるもの。すごい市民料理ですよね。同じコンセプトなんですよね。ただし、チキンビリヤニとかマトンビリヤニ、バリエーションがちょっとあるんです。他の国には、そういうバリエーションある? ちょっとピラフっていうと、ピラフで終わりでしょうね。
こういうマトンとか、ベジタブルとか、チキンビリヤニとかは、昔からあるものなんですね。ビリヤニのバリエーションが、結構あるんですよ。ビリヤニって、もともとやっぱりインドで、こういうスパイスと、このいろんなバリエーションがあった料理は、どこから流れてきたってことを知りたい?
アレックス:知りたい。
ラジャ:知りたい? こうしたものは、もともとイスラミック。
こういう、ラムチョップとか。
アレックス:ラムチョップ?イスラムの流れで。
イスラム。ビリヤニとか。
ビリヤニもそうなの?
ラジャ:うん。あと、カレーとか、マトンとか。ほとんどの料理はイスラムから流れてきて、もともとインドにいるイスラムなんですけども、そこから流れてきたものが多いんです。カレーとか、こういうバーベキューとか。
多分、みんなは知らないんですよ。
アレックス:それ、インド大使館に怒られちゃうんじゃない? そんなこと言ったら。
ラジャ:関係ないもん、そんな。元、オリジナリティーは、オリジナリティーだから。
アレックス:インドが先じゃないんだ。
ラジャ:いや、インドなんですけど、インドにいるイスラムの習慣なんです。
アレックス:さっき80パーセントぐらいがヒンドゥーって言ってたのの、多分、その残りの5パーセントぐらいはムスリムなのかな?
ラジャ:5パーセントぐらいはムスリムなんですけれども、ムスリムの、その食べ物の習慣って結構強いです。
アレックス:食べられないものが多いから、豚食べちゃいけないとかあって、そのラムになるんだろうけど。
ラジャ:ラムなり、ビーフを食べる。あと、そのビリヤニも、そこからきてるし。
アレックス:イスラム系の食文化が、一番豊かなんだ。
ラジャ:私、そう思う。それってアフガニスタンとかパキスタンから、もともとそこで。
アレックス:パキスタンが一晩で、もうこっからここはそっちねって、やったでしょう。50年ぐらい前? いつだか分かんないけど。
ラジャ:それは、パキスタンがやったのはイギリスの独立で、1945、52年はインドでしょう、45ぐらいかな。
アレックス:だから、インドにもともといるイスラム教の人たち、当然、そこのインドの肥沃な、土地も豊かで、ナスとかそういうのもあって、そっから来たのね。
ラジャ:本当に、すごい面白いよ、その辺ね。
アレックス:ナスも、もともとはインドの野菜だった。
ラジャ:インドの野菜です。
アレックス:それが、当然ヨーロッパにもいって、日本にも伝わって、ナスは親しまれてる。
ラジャ:ところで、スパイスのシルクロードはご存じですか?
アレックス:シルクロード、だからコショウとか。
ラジャ:その時代からあるからね。インドにないスパイスは、トルコから来てたんです。エジプトから来てたんです。
アレックス:なるほど。これがビリヤニ。おいしそうね。
ラジャ:これ、お皿ください。これ、アレックスさんに。もう1個ください、お皿。
アレックス:これ、何ですかね、ヨーグルト的な。
ラジャ:これはね、ライタという。ライタなんですけども、ライタは一応、辛さの調整と、あと、味をちょっと・・・。
アレックス:マイルドにするのに、かけてもいいよってこと?
ラジャ:そう。
アレックス:結構、マトンがゴロゴロ入ってる。 これは、フォークで食べるもの? スプーンで食べるもの?
ラジャ:いや、スプーンで。
アレックス:スプーンで食べんの? インドでもスプーンで食べんの、これ。
ラジャ:いや、インドは手で。
アレックス:手で食べる。
ラジャ:オリジナルな食べ方は、手です。
アレックス:おいしいね。
ラジャ:おいしいでしょ。
アレックス:なんか。 風味がいいよね、これ。

ビリヤニ

インド風ピラフ
¥1350

ラジャ:日本でパクチーの習慣があまりなくて。

アレックス:習慣?
ラジャ:パクチーは、嫌いな方も多いですよね。
アレックス:僕も、そんなに得意じゃない。
ラジャ:だから、やっぱりパクチーってハーブなので、消化とか。あと、パクチーは何より、体が疲れて、脳が疲れてる方にはすごい効くんですよね、パクチーは。
アレックス:そうなんだ、神経中枢に。
ラジャ:だから、絶対パクチーはたくさん食べてください。
アレックス:パクチー入ってる、これ? 例えば。
ラジャ:パクチーは入ってるよ。
アレックス:でも、ほとんど・・・。
ラジャ:インド料理はね・・・。パクチーなしの料理は、ほとんどないからね。
アレックス:なるほどね。でも、苦手な人でも、これはそこまで嫌に思わない、パクチー。強さがですね。多分、苦手な人って、パクチーめっちゃ入ってる料理、食べてんだよね。
ラジャ:入ってるよ。
アレックス:モリモリのパクチーサラダみたいなの、食べたくないよね。
ラジャ:つい最近、東京とか行くと、パクチーサラダとかあるからね。結構、混んでるから。
アレックス:あんなのは、タイにはないみたいね。
ラジャ:ない。これは、日本のエレメンツと思いますけどね。 なんか、そういう感覚でね。インド、もともとバリエーションがいっぱいあるし、やっぱり何人いて、少しつまんで、飲もう食べようと思ったら、本当にスパイスを取るから。
アレックス:健康にいいってこと?
ラジャ:そう。もともとスパイスって、アーユルヴェーダからきてるから。みんな知ってますか。
アレックス:概念のこと? アーユルヴェーダっていうのは。 そういう一つの考え方ってこと?
ラジャ:アーユルヴェーダは一応、昔の、5000年前の歴史が持ってるアーユルヴェーダなんで、それを・・・。
アレックス:アーユルヴェーダが、何なのかが分からない。
ラジャ:アーユルヴェーダは薬、漢方薬。
アレックス:漢方薬ね。
ラジャ:それは5000年前から。その5000年前のアーユルヴェーダを、今、現状、スパイスに変更した。今、変更してスパイスになってるんです。だから、スパイス、イコールayurvedic treatmentって、覚えてください。
アレックス:ayurvedic treatment。
ラジャ:Yeah ayurvedic treatment。

アレックス:あしたの僕は違う。

アレックス:要するに、体にいいってことね。
ラジャ:体にいい。ほどほど取ると、体のコンディションがすごく良くなりますよ。多分、あしたのアレックスさんは違うと思うよ。
アレックス:違う?あしたの僕は違う。
ラジャ:きょう、スパイス食べてるからね。
アレックス:安いよ、これね。何品食べた? オラワドゥって何だっけ。
ラジャ:ウルヴァダは、さっきの、その丸いドーナツ。
アレックス:ドーナツと、1、2、3、4、5、6、6品。7,600円だよ。お酒も・・・。
ラジャ:お酒もついて。
アレックス:2杯ずつ飲んで、1人3,800円はちょっと安いんじゃない?
ラジャ:安い?
アレックス:安過ぎるんじゃない?
ラジャ:ありがとうございます。お客さんが満足をするのが、僕の考え方なので。
アレックス:最高だよ。
ラジャ:ありがとうございます。
(了)

 

SPICE CRAFT (スパイス クラフト)

電話番号 044-589-5430
住所 神奈川県川崎市川崎区小川町4-1 ラ チッタデッラ内 マッジョーレ2F
営業時間 【ランチ&ティータイム】11:00~16:00
【ディナータイム】17:00~23:00
 L.O. 22:30まで
 日曜営業
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